今、やさしい日本語が必要とされている

「外国人とのコミュニケーションが、日本にいても必要な時代です」

 

 

国会での改正入管法の成立や、

訪日外国人観光客の3,000万人突破に見られるように、

日本における外国人の労働面・観光面での受け入れは、

ますます拡大していくと予想されます。

 

訪日外国人の推移
出典:日本政府観光局(JNTO)
外国人雇用状況の推移
出典:厚生労働省「『外国人雇用状況』の届出状況まとめ」より

近年の訪日外国人を国別に見ると、

英語ではカバーできない非英語圏のアジア系外国人が増えてきています。

 

2017年度の統計では、訪日外国人の約8割がアジア圏の人々です。

 

国籍別訪日外国人
出典:日本政府観光局(JNTO)

 

 

 訪日外国人の母国語が多種多様な中、

 英語を含めて全ての言語に対応しようとするのはコスト的・人的にも限界があります。

 

 その解決方法の一つになりうるのが「やさしい日本語」です。

 

 1995年の阪神・淡路大震災における、

 日本語も英語も十分に理解できない外国人被災者の問題を契機に考案されたこの概念は、

 日本に暮らす・訪れる外国人の国籍や使用言語が多様化するなか、

 現在では全国の地方自治体で情報発信に活用されています。

 http://human.cc.hirosaki-u.ac.jp/kokugo/EJ8syakaitekihyouka.top.html

 (弘前大学HP 「やさしい日本語」に対する社会的評価)

 

 2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けての、

 多言語対応の手段の一つとしても推奨されています。 

https://www.2020games.metro.tokyo.jp/multilingual/references/easyjpn.html

 (東京都オリンピック・パラリンピック準備局 多言語対応協議会ポータルサイト)

 

 今後、外国人と接する場面は、日本国内であっても確実に増えていきます。

 当然コミュニケーションをとる必要があり、その準備はしておかなくてはなりません。

 

 コストや時間は限られていて、誰でも抑えたいと考えます。

 

 このような状況の中、私たちの慣れ親しんだ母国語を使って

 外国人と日本人が、お互いを理解し合える「やさしい日本語」が

解決策の一つとして注目され、今必要とされているのです。